妊活の敵はコントロールが難しい
先日図書館で妊活関係の書籍を漁り勉強しました。時間がなくて一冊弱しか目を通せなかったけど勉強の成果を発表します!笑
今わたしの妊活で直したいものの1つに
ホルモンバランスと自律神経系の乱れがあります。本のタイトルを忘れたんだけど婦人科系コーナーにいい本があったのでこちらをもとに紹介します。
まず、ホメオスタシス(恒常性)って聞いたことありますか?
ホメオスタシス
生物が環境の変化に対応できるよう、体の内部状況を変化させて常に体の状態を一定に保つよう働きかけることです。
例えば、体温調節。暑いと汗が出て体温を下げる。これで体が蒸し蒸しになって死なないよう体温を一定にしようとします。
このホメオスタシスを支えるのが画像の3つ。
①内分泌系、②自律神経系、③免疫系です。
コントロールしている場所は視床下部。女性ホルモンの分泌司令塔と一緒だ。ただ、視床下部はストレスに弱っちい…。
内分泌系
ホルモン分泌をコントロールする器官。バランスが崩れると自律神経系のバランスも崩れ…共倒れ。
代表的な女性ホルモンとして、前も書いたエストロゲンとプロゲステロン。
★エストロゲン(月経後〜分泌アップ)
妊娠させやすいよう子宮や卵巣の働きを高めます。
- 皮膚に関わる細胞のほとんどを活性化させる→肌にハリやツヤが出る
- 髪の成長を促す
- 皮下脂肪の生成を抑える、コレステロールの蓄積を防ぐ→ダイエットするならこの時期に
- 気分を明るくし、記憶力を維持する
- 骨を強くする→更年期以降は分泌が低下するので骨粗鬆症になりやすい
★プロゲステロン(排卵後〜分泌アップ)
受精卵が着床しやすい状態になるよう働きかけます。
- 体内の水分を保持する、食欲増進→むくみやすい、体重が増えてくる
- 乳腺の発達→乳房の張り
- 精神的不安定→PMS
- 皮脂の分泌アップ→にきびができる
自律神経系
心臓、血管、胃腸、子宮などの働きをコントロールしている。例えばご飯を食べる→胃腸が活発に動く→消化 など。バランスが乱れると全身の不調や婦人科系トラブルに悩まされることも。
生命維持に関わる仕事を担っているので、意思とは関係なく体が自動的に反応しコントロールしています。
自律神経には交感神経、副交感神経の2つが存在します。2つの神経のスイッチの切り替えもなんと視床下部です。この切り替えは約半日ごとにしてるので、昼間は交感神経優位、夜は副交感神経優位になります。
★交感神経
体を緊張させて活動性を高めます。
ライオンの狩りを連想すると分かりやすいかな。目の前の獲物を捕るために、交感神経優位になります。目が覚め脳がフル回転し、気管拡張(呼吸が早くなる)、心臓がドキドキして血圧が上がります。ホルモン分泌が促進、尿をためる。瞳孔散大(開いて)しっかり獲物を追いかける。
★副交感神経
体を休めて体力を回復させます。
無事狩りから帰ってきたライオン。このまま交感神経が働くと過労死しちゃいます。笑 脳は休息の時間、眠くなります。瞳孔は収縮して気管も収縮することで呼吸はゆっくりとなります。心臓のドキドキも落ち着き、血圧も下がります。ホルモン分泌が安定します。排尿も促されます。狩り中に漏らさないために(笑)
よく緊張してトイレに行きたくなるって言うけど逆なんですね。
私は思春期から原因不明の吐き気があり内科で制吐剤もらってました。でも効かなくて、毎日おえっとしながら学校ではタオル口に当てて過ごしてました。胃内容物は出ないのに、喉元が気持ち悪くておえってする感じ。今思えば自律神経失調症だったんだろうと自己診断してます。社会人になってからも、仕事へ行くのが嫌で出勤前に洗面台でおえっとしたりしてたなぁ。余談ですみません。
バランスを崩す原因はたくさんあります。長くなるのでまた分けて記録していきます。
免疫系
体内に侵入してきたウイルスや細菌を異物として攻撃する機構。免疫力が下がると病気に罹りやすくなります。ストレスや生活習慣、化学物質(添加物や大気汚染)で弱めてしまうのです。ただし過剰に免疫系が働き過ぎるとアレルギーや自己免疫性疾患となります。
免疫系を担うトップ2が以下の方々☟笑
★顆粒球
交感神経優位で増殖します。
★リンパ球
副交感神経優位で増殖します。
でも自律神経が崩れると免疫系も乱れてしまうのです。
こんな感じで、ホメオスタシスを保つために3つの機能が相互に影響し合ってます。
ただストレスに弱いっていうデメリット。あと生活習慣も大事ですね。
以上から3つをバランスよく整えることってとても大事!また次回?にでも続きを書かせてください。
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