女性ホルモンの続き
たくさん出てくる女性ホルモンの名前。
卵巣ホルモン
エストロゲン、プロゲステロン
性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)
LH 黄体形成ホルモン、FSH 卵胞刺激ホルモン
性腺刺激ホルモン放出ホルモン
GnRH
ああ、ややこしやややこしや( -᷄ω-᷅ )
ゴナドトロピンとGnRHの役割については、前の記事でざっくり書いたと思います。排卵に大きく関与してます。
ではエストロゲン、プロゲステロンについて。たくさんあるけど妊娠の第一歩に非常に重要。ふかふかベッド作ってくれるもんね!
エストロゲン
胸を大きくしたり、女性らしい体つきにしてくれるホルモン。
- 胸→乳管上皮を増殖させて胸を大きくする。
- 子宮→子宮筋の発育、増大や頸管熟化(妊娠時)
非妊娠時は子宮内膜の増殖,肥厚【※1】や頸管粘液の分泌を上げる、粘稠度を下げる、牽糸性を下げることで妊娠しやすい体にしてくれます。【※2】
- 膣→膣粘膜の角化、肥厚
- 基礎体温役割→低下
まとめると、エストロゲンは女性らしい体つきを作り、妊娠の準備をしてくれるホルモン。受精卵が着床しやすいよう子宮内膜を厚くしたり、自律神経を整えて気持ちを安定させたり。だから生理後はエストロゲンが増えてきてイライラも落ち着くのかな!肌のニキビもなくなるし✌︎
プロゲステロン
妊娠をスムーズにするホルモンです。
- 胸→乳腺腺房の増殖、乳汁分泌抑制(妊娠時)
- 子宮→子宮内膜の脱落膜様変化、子宮筋の収縮抑制、子宮筋層内の毛細血管の繁生(妊娠時)。非妊娠時は子宮内膜の分泌期様変化【※1】、頸管粘液の分泌低下、粘稠度アップ、牽糸性低下【※2】
- 卵巣→排卵抑制
- 膣→膣粘膜の菲薄化
- 基礎体温→上昇
たくさんの役割持ってます。としか説明できないアホです。
ざっくり言うと、プロゲステロンは妊娠の継続をサポートするホルモン。なので妊娠してる方の方がお世話になるでしょう。
厚くなった子宮内膜の維持、妊娠後赤ちゃんに栄養などを供給できるように体内に栄養や水分を蓄える働き、粘着性の高いおりものを排出して膣内への細菌の侵入を防ぐ働きなどがあります。
一方エストロゲンと違い、にきびや吹き出物などの肌トラブル、腰痛、便秘、胸の張りなど様々な不快症状が引き起こされます。精神的にも憂鬱な気持ちやイライラを引き起こす原因になるのです。生理前からのあれですね。
エストロゲンとプロゲステロンはほぼ入れ違いでグラフ上波打つように作用します。あんまり仲がよろしくないよう。
ニコちゃんはエストロゲンピーク時はにこにこ気分だけど、排卵すぎてプロゲステロンが増えると不調を訴えてます。
私もお腹痛かったり頭痛かったり気持ち悪かったりPMSらしき症状に悩む時もあります。
※1の子宮内膜の変化について補足
これは、妊娠の準備や維持を行うために必要となります。子宮内膜は3層に分かれてて、機能層というところがホルモン周期変動に反応します。機能層にある子宮内膜腺からの分泌物(グリコーゲン)は着床時必要な分泌液です。
※2の頸管粘液の変化
《卵胞期の特徴》
無色透明、糸のように伸びる、量多い
=精子が通過しやすい
★排卵直前のエストロゲン分泌量がピークになるとエストロゲンによる頸管粘液の変化が著名になる!この時を狙えるといいけど、なかなか気づけないですよね…
《黄体期の特徴》
ねちょっとしている、糸のようには伸びない、濁ってて量が少ない=精子が進みにくい
おりものをよく観察しておくことも大事なのかもしれません。福さん式というものを聞いたことがあって、自分で指入れて粘液調べたり子宮口触ってみたりで排卵日予測するらしいです。が、私は無理だー!内診も嫌いなのに。
今更だけどホルモンのこと調べて何になるんだろう。妊活に活用できるかというとうーん、もっと大事なことがある気がする。
よもぎとヨガ やりたいよー!
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